夢だった展示場及びカフェを5年の歳月をかけて自らが作り上げました。
駐車場に車を止めて大谷石の通路を通りぬけようと上を見上げればカボチャ棚があり、左手には秋に実を沢山つけるアケビ棚があります。入口のドアーを開けると古民家風に、また、日光の神橋を感じで天然塗料の黒と朱色にしてあります。けんこう下駄をはじめ日光杉で作った、深海ワールドが目の前に、なんと建物の中にサクランボの木が植えてあり実もなります。長いケヤキのテーブルでコーヒーを頂きながら一面ガラス張りで外を眺めれば畑で、きゅうり、トマト、さつま芋、だいこん、じゃがいも等四季折々に出来る作物を時にはキュウリの丸かじり等?地元の味噌を付けて里山の空気と心地よい風に満喫できるでしょう。ワールドの中には個室が二部屋あり小障子を上げると紅葉や栗の木が四季折々に変化して見えます。トイレは離れになり、4畳半あり丸窓からは春は白モクレンが秋には紅葉がと見え壁は小来川をイメージして近くに杉の大木と遠山と川が下に白砂利を敷き、手洗いも同じ作家さんの水鉢で統一してあり、入口脇に藤が木にからんで10m?屋根の上まで咲いて見事です。近くには田んぼの縁に彼岸花が咲き四季の花が里山で待ってます。
昨年はパソコン教室に通い、何とかパソコンを自身で打てるようになりました。68歳の手習いで悪戦苦闘しながら覚え、入力できる喜びを感じています。
仕事は昨年に引き続き遠近法を取りいれた、H2300xW1200xD60衝立の仕上げをしたり、甲冑(鎧兜)の
ケース、H2300xW900xD900総檜材で、天井は格天のマス組で仕上げました。 衝立は県のものづくり大賞に出品しました。
建具(建具)とは建築物の開口部に設けられる開閉機能を持つ仕切りのことです。
主に壁(外周壁や間仕切り壁)の開口部に取り付けられて扉や窓として用いられることが多いです。
用途は、出入り口、通風口、彩光、遮音、防犯など多岐にわたり、それぞれさまざまなタイプの建具が用いられています。
・おもな建具の種類
戸、枝折りと
扉
・木製建具
和風建具ー板戸、格子戸、障子、戸障子、襖(ふすま)、雨戸、欄間、書院障子、
洋風建具ーフラッシュ戸、ガラス戸、ガラス障子、
宮本武蔵の五輪の書にも書いてあるように細かな目のつんでいて真っ直ぐな物は框にして、少少節があっても芯よりの物を下桟とし、次に良い物を上桟に目の細かくて最上の物を小桟とするとあります。
私の建具作りで得意とするところの千本格子などは全く上文のごときであり品の良し悪しは材料の組み合わせも大切な役目です。また、作るうえで大切なことは、 材料の乾燥に木の組みあがりをよむちからに仕事をおしみなくする心、 「するは一時、見るは万年」です
あなたの街の建具屋さんです。
よろしく、お願いします。