今月はコロナやオリンピック、入梅等々あわただしい月ですね。そんな中、里山の珈琲店「木香」でゆっくりとし静かな里山の景色を眺め、小鳥の鳴き声を聞きながらいっぷくのひとときを過ごしてください。
田舎おやじが作付けしたキュウリが育ち田舎みそでキュウリを食べるのも悪くはないと思います。田舎の空気は美味しいですよ。
営業
3日(土)4日(日)10日(土)11日(日)17日(土)18日(日)22日(祝日)23日(祝日)24日(土)25日(日)31日(土)予約あり
0288ー63ー3230 電話 090ー1269ー5208 深海久雄
深海木工所ではオリンピックのトーチケースを日光杉(天然記念物)で造りました。
小来川と日光との関係
小来川は勝道上人が766年に日光を開山した後まもなく日光社領となって以来、現在に至るまでの間に、日光と分離した時期が2度ほどありました。最初は豊臣秀吉が小田原の北条氏を攻めた1590年のことです。小田原方に味方した日光社領は所領を削減され、小来川を分離されてしまったのです。この状態は江戸時代、1615年まで続きます。2度目は明治になってから小来川が隣接する地域(板荷)と村を形成し、その後に独立した小来川村となり、昭和29年に旧日光町と合併するまでの間です。小来川と日光は実に1000年以上の歳月を共に歩んできたわけです。
このように小来川と日光は古くから社寺と信仰における繋がりが深く、滝ヶ原にある滝尾神社は日光の「二荒山滝尾神社」の分であり、また建立当時は真言宗の寺であった小来川の古刹、円光寺も日光御神領の設定に伴い天台宗に改められたものです。小来川は修験の場としても栄、今でも毎年6月には日光から小来川を経由して古峰ヶ原へ抜ける峯修行、「華供峯(はなくのみね)」が行われております。